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問1

事例を読んで、P市社会福祉協議会のKソーシャルワーカー(社会福祉士)によるソーシャルアクションの実践として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Kソーシャルワーカーは、以前から面識のあったLさん(32歳)から相談を受けた。Lさんの同性のパートナーであるMさん(35歳)が残業が続くつらい日々の中、職場で倒れて病院に救急搬送され、緊急手術を受けた。Lさんは、すぐに病院に駆けつけ面会しようとしたが、病院からは、「家族ではないため面会はできない」と伝えられた。「自分たちの関係が社会的に認められず、何かあったときに助け合うこともできない」とLさんは涙ながらに訴えた。Kソーシャルワーカーは上司と相談し、LGBTへの偏見や差別を解消し、地域住民の理解を深めるために、支援を行うことにした。

【1】地域住民の反発を避け、円滑に医療を受けることを優先し、まずは病院の規則のとおりにするようアドバイスをする。
【2】LGBTを支援する団体と連携し、同じような経験をした人の意見交換の場をつくる。
【3】病院内の退院支援に向けたカンファレンスに参加し、Mさんの今後の地域生活で必要な医療的ケアについて検討する。
【4】Mさんの職場に対し、長時間労働が常態化する職場環境の改善を求めて交渉する。
【5】他市の「同性パートナーシップ証明」発行の取組について、地域住民を対象とした学習会を開催する。

出典:第33回 社会福祉士国家試験 問117
  • 専門科目
  • 相談援助の理論と方法

下記の中から回答を選択してください

  1. 1,2

  2. 1,3

  3. 1,4

  4. 1,5

  5. 2,3

  6. 2,4

  7. 2,5

  8. 3,4

  9. 3,5

  10. 4,5